2014年1月11日土曜日

デザインの役割

南アルプス天然水から新発売されたスパークリングの
デザインがいい.

従来のミネラルウォーターのデザインを残しながら、
炭酸のさっぱり感をうまく表現しています。












ラベルの文字や色調以外の大きな変化が、ボトルの形状。

たぶん、炭酸飲料にはこの形状がいいのだろうと思いますが、
それと同時に、手に持ったときに、
従来のミネラルウォーターとの違いに気づきやすいように
配慮されているのだと思います。

sparkling をアルファベットにしたことにも
意図があるような気がします。

アルファベットが入る事でデザインとして座りがよくなる
ことは確かにありますが、

単なる飾りではなく
ちゃんと外国人の消費者を意識して
アルファベットを使用したのではないでしょうか。

炭酸水は日本でも人気が昨今ありますが、
(ウィルキンソンとか美味しいスパークリングがあります)
それほど需要度の高い商品分野ではありません。
しかし外国では、ミネラルウォーターといえば、
あたりまえのように炭酸入りを
意味する国もあるぐらい人気があります。

その辺も考えたうえでの、アルファベットsparklingでは?
深読みしすぎでしょうか?実はただのデザインの飾りかもしれません...。

ボトルネックの部分にはアルプス山脈がエンボス処理してあるのも
見た目のカッコ良さとともに
手触りを考慮してのことではないでしょうか。

世の中には様々な人が色々な環境で生活しています。
そして、その誰にとっても大切なものが水です。

災害が起こったときに真っ先に必要になるのも水です。

その水を入れるボトルデザインが
機能的に親切でありながら、
商業的に上品でオシャレであるというのは
素晴らしいと思います。

何気ないような商品パッケージですが
個人的にはいい仕事しているなと
ずっとひいきにしてます。

誰がデザインしたかはあえて調べてませんが。
サントリーの商品だから
やっぱりsanadなんでしょうか...。







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