2013年3月12日火曜日

木脇啓四郎〜描く

鹿児島市立美術館と鹿児島大学附属図書館の
合同企画展「木脇啓四郎」を見に行った。
幕末から明治にかけて多くの画を残した薩摩藩官僚
企画展のチラシ

名前は知らなかったけど、
麑海魚譜の画はずっと気になっていたのでとても楽しめた。


麑海魚譜
麑海魚譜はもちろんよかったけど、
ちょっとコミカルで面白かったのが薩摩煙草録。

面白い発見をしたのは日隅薩巡回図。
ヤマメの説明文に方言「エノハ」と記してあった。
この頃から椎葉村付近ではエノハで呼ばれていたのか。


フライフィッシングに行きたいと常々思っていた場所なので、
木脇啓四郎もあの辺りを歩いたのかと思うと感慨深い。
エノハの画とカッパの手(下)
麑海魚譜の復刻版が欲しかったが、ちょっと高くて断念。
かわりに企画展の小冊子を購入。
頁数は少ないが、内容は充実していた。
装丁というか、ページレイアウトとデザインも上品。
良いみやげになった。



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